限られた資源を有効活用する循環型社会の実現をめざし、リデュース・リユース・リサイクルの3Rに即した取り組みを継続的に実施。たらみの商品の主な原料である果肉やシロップの廃棄削減や自社処理による再利用に積極的に取り組んでいます。
2017年までは発生した廃棄果肉のほとんどを外部へ委託し処理していました。2022年現在、年間の廃棄果肉量を削減するとともに約9割を自社で処理。果肉を脱水、粉砕し、汚泥と混合した脱水ケーキとして排出した後、肥料として再利用しています。今後10年間でのさらなる削減を目標に、廃棄果肉を減らすための選別基準の見直しや2次加工を含めた検討を行っています。
小長井工場設立時より、廃棄シロップの豚用液状飼料の混合物としての再利用を開始。年に発生する廃棄シロップのうち約7割弱を飼料へ再利用、残りの3割は自社排水処理施設で処理し、シロップに関しては外部廃棄ゼロを達成しています。シロップ入り液状飼料を与えた豚は、肉質が柔らかく臭みがないと非常に高い評価をいただいています。